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三鷹女子高生殺害に見る、警察の対応と人権問題 [ニュース]

東京三鷹市女子高生が殺害された事件が、

ストーカー問題に合わせて、
インターネットによる二次被害問題という、

とても深刻な状況に進展しています。


被害者の女子高生は、容疑者とはフェイスブックで知り合い、
以前恋愛関係にあった様ですが、別れ話がもつれてきて、
ストーカーされるようになったようです。

この事件には様々な問題要素が含まれています。


ストーカー.jpg




<警察の対応は充分だったか?>
〜事件経緯〜

女子高生は、事件の4日前、ストーカーされている事を学校の教師に相談。

教師は、学校最寄りの杉並警察に電話で、どこに相談すべきか、と問い合わせ、
杉並署に自宅最寄りの三鷹署に相談する様に説明を受ける。
三鷹署からは連絡がなかったそうだ。

相談の時点で、被害者が「殺すぞ」と脅迫メールを貰っている事はわかっていたらしい。


女子高生は両親と一緒に、事件の当日の朝に三鷹署に相談に行き、
警察から容疑者に警告の為電話を3回したが繋がらなかったとのこと。

そして、その日の夜、殺害されてしまったのです。。。



〜警察の対応に対する疑問〜

どうして、また、警察に報告しても、被害者は殺害されてしまったのでしょう。

警告の電話以外、警察が被害者を助ける方法はないのでしょうか?


2000年ストーカーに対する法律が出来ましたが、
ちょうど今月の3日に付きまとい行為への取り締まりを強化する目的で、
改正ストーカー規制法が施行されたばかり。

ストーカー行為から凶悪事件を未然に防ぐ事が目的で改正されたはず。

しかし、皮肉な事に、その5日後に、この事件が起きてしまう。

警察のストーカー行為に対する緊急性及び積極な対応が、
全国で直ちに見直されるべきです。

↓ ↓ ↓
〜ストーカーから身を守るには。ストーカー被害の対処方法〜



<メディアの報道とネット上の二次被害>

被害者の実名がメディアで報道された事により、
ネット上で被害者の画像や動画をまとめたサイトが出現。

さらに、それらがツイッターが2ch等の掲示板で拡散してしまう。

そして、まるでそれを見越していたかの様に、
容疑者は被害者のワイセツな写真をアップロードしていたらしい。

その中には海外のアダルトサイトに投稿されたものもある。

殺害された被害者が、更にネット上で二次被害に合う。

一度拡散した写真や情報が全て削除されることは難かしいそうです。


今後、メディアは被害者を実名で報道すべきでか?
今の日本では、恐らく、実名報道はされるべきではないと思います。



〜アメリカでの対応は?〜
米カリフォルニア州では、別れた交際相手の性的画像や動画を、
本人の了解の撮影していても、嫌がらせとして公開する事を
リベンジ・ポルノと呼び、法的に規制されている。

しかし、投稿者が撮影者である事が条件で、自分での撮影は対象外だそう。


                ★


先日も別な話で、ソーシャルメディア安全対策の話をしましたが、
↓ ↓ ↓
〜ソーシャルメディアは世界の窓〜

被害者のプライバシーがここまで侵害されてしまう現代。

小学生、中学生でも簡単にネットにアクセス出来る時代。

今回は被害者は女子高生でしたが、これはもっと若年層にも起こり得る悲劇です。



インターネットやスマホの利用が引き起こす人権問題については、 政府や学校が積極的に教育する時が来ていると思います。

そして、親からも子供に伝える必要がありますね。

文明が私達にもたらした、新たな課題。

とても広く重いですね。。。



まだ、未来が沢山あった被害者の女子高生Sさん。

この死が無駄にならず、次の被害者の命が助かりますように。

心よりご冥福をお祈り致します。
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しまむら土下座事件から学べ〜ソーシャルメディアは世界の窓 [ニュース]

しまむらの店員に土下座をさせた女性、

青木万利子(あおきまりこ)容疑者が逮捕されましたね。

容疑者は、前日に購入したタオルケットに穴が開いていたとクレームし、
店員の女性2名を土下座させ、 携帯電話で取った写真をツイッターに投稿しました。
自宅に謝罪に来る事を約束する文書も書かせていた様です。



それにしても、、、

どこにでもいるんですね。

ソーシャルメディアに得意気に何でも投稿する人。

ニューヨークでも、自分がバイト先から盗んだ高級バッグ等を
自慢げに写した写真を何枚もフェイスブックにのせ、
すぐにその盗難がばれて、逮捕された人がいました。


普通に頭がある人からは、信じられない無能な行為ですね。

何故、それがバレないと思った?! 



さて、日本ではツイッター上で問題発言をする人や犯罪行為を自慢する様な人は、
バカッターと呼ばれていますが、今回の容疑者もそのひとりですね。


そもそも、この様な事をする人は、もともと非常識であったり、
物事の因果を考えていないタイプの人。


ソーシャルメディアの発明以前から、
近所の人や世間に煙たがれる人だと思いますが、
ソーシャルメディアのパワーは恐ろしいですね。


軽率な発言や行動が、あっと言う間にネット上に広まり、
2chの様なサイトで炎上してしまいます。

そして、今回の様に、犯罪行為であれば、
身元も直ぐに突き止められてしまいます。



この容疑者の過ちとネット上での炎上、逮捕までのを経緯をまとめると、

1)衣料品店しまむらでの、過剰なクレームと強制的に謝罪をさせるという犯罪行為。

2)自分の犯罪行為を、そうとは知らず、ツイッターに投稿(店員の実名も記載)。

3)写真がネット上で拡散。バッカターとして過剰クレームーの事が 2chやツイッター等で炎上。

4)容疑者はツイッターのアカウントを炎上ごすぐに閉鎖。

5)しかし、容疑者は多数のソーシャルメディア(ツイッター、ミクシィ、フェイスブック、フォト蔵、@コスメ)、を利用していたため、あらゆるところから個人情報、写真、以前の問題発言が流出。

6)店員が被害届を出した為、既に流出している個人情報から身元が直ぐに判明され、容疑者逮捕。


という感じです。



容疑者は謝罪の強要はしていない、と言っているそうですが、
強要していないで土下座はありえないですよね。

           
この容疑者。色々な写真や投稿記事から、家族構成、家族の年齢、子供の学校、職業、車の車種、
現住所、実家の住所から既往症まで、ありとあらゆる情報が特定され、流出されてしまっています。

又、在日韓国人である事も確認できている事から、反韓感情が炎上に拍車をかけている様です。


携帯.jpg


さて、このニュースから、私たちが学べるのは、
如何にソーシャルメディアがパワフルで、身元判別が簡単に出来てしまうと言う事。

どうやったら安全にソーシャルメディアと付き合えるでしょうか。
以下が思いつくソーシャルメディア安全対策です。

◆ 自分や家族の顔がはっきり写っている写真や、自分の車、家の周り、近所が写った写真等を投稿する場合は、投稿が見れる人を友達だけに設定する。
(フェイスブックの自己紹介写真は誰でも見られるので、気にする方は、顔の判別がし難い写真を使 ったり、顔写真は止める方が良いですね。)

◆ フェイスブックの登録は実名となってます。住所や勤務先、生年月日の公開は危険です。
同様に、会社の事、個人の事等を発言するときも、公開にしていると、リアルタイム検索の検索対  象になるので、気をつけましょう。

◆ 個人情報や行動履歴から自分が特定されない様に、記載する情報や発言には充分気をつける。

◆ ソーシャルメディアを連動すると、同一人物である事が直ぐにわかるので、
更に投稿には注意する。(必要なければ連動しない)




ツイッターは瞬時性もあり、拡散もしやすいところが利点ですが、
今回の事件の様に、容疑者を大変不利な状態に追いやりましたね。

正義感強い私は、
こういう人は自業自得。捕まって当然。
と思いますが、

この事件からわかる事は、
私たちはインターネットを通じて、
遠くからでも個人が特定されてしまいやすいという危険性があるという事です。

気をつけながら、ソーシャルメディアを活用しましょうね!
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